診療科目
- 脳神経外科
- 神経内科
- 外科
- 整形外科
- リハビリテーション科
- 禁煙外来
- 脳ドック
- 顔面けいれん等に対してのボトックス治療
検査案内
- MRI(1.5テスラ)
- CT
- レントゲン撮影
- 心電図
- 血液検査
- 尿検査
- 視力検査
- 身長・体重・握力など
- 体脂肪率
- 骨密度検査
- エコー検査
脳ドックのご案内
くわた脳神経外科クリニックでは脳ドックを行っております。日本脳ドック学会の最新のガイドラインに準じた検診システム、検査項目、結果に関する説明、報告を行っております。
脳ドックでは、MRI(磁気共鳴診断装置)で脳と脳血管の病気の検査を行います。いま現在症状の無い脳や脳の血管の病気あるいはその危険因子を発見して、今後その病気の発症や進行をくいとめ、予防に役立てることを目的としております。
当院のMRIは従来のものに比べ、精度が格段に向上しており、造影剤を使わずに全身の血管を写し出すこともできる最新の設備です。診断は脳神経外科専門医と神経放射線科専門医の二名によるダブルチェックにより、確実な診断を心がけております。
日本人の死因に占める脳卒中の割合は、悪性新生物(癌)、心疾患に次ぐ第三位でありますが、罹患率は年々増加を辿っております。脳卒中は、いったん発症すると重度の障害を残すことが多く、患者様はもちろん日常生活をする上で不便なことを強いられ、なによりもご家族の負担も想像以上のものです。これらは予防することによって患者様やご家族の負担を軽減することができます。
高齢化社会が進み、生活習慣病からくる脳神経疾患も近年急増しており、脳卒中のほかに脳腫瘍や認知症でも同様のことが言えます。これら脳神経疾患の早期発見をご本人と大事なご家族のためにも、脳ドックを考えてみてはいかがでしょうか? 脳ドックはこんな病気からあなたを守ります。
無症状の脳梗塞、脳出血、脳腫瘍を発見することにより、症状の進行や病状の悪化を防ぎます。くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤を発見することにより、くも膜下出血の発症を予防します。
MRAで脳血管の動脈硬化、狭窄、閉塞を発見します。他にも 認知症 脳動静脈奇形 モヤモヤ病 など普段症状に表われない思いがけない病気の発見に役立ちます。
当院で特に脳ドックをおすすめしたいかたはこんなかたです。
- 頭痛がある。
- 頭重感がある。
- すっきりしない。
- めまいがある。
- ふらつきがある。
- しびれる。
- ふるえる。
- 言葉がもつれる。
- 物が二重に見える。
- てんかんをおこしたことがある。
- 意識を失ったことがある。
- 血圧が高い。
- 糖尿病がある
- 高脂血症がある。
- 不整脈がある。
- ヘビースモーカーである。
- 大酒のみである。
心当たりのある方はいらっしゃいますか?
脳ドックの検査項目
①問診と神経学的検査
今までの生活習慣などと身体検査から脳疾患の危険因子を調べます。
②頭部MRI・MRA検査
脳の中や脳の血管の異常の有無を調べます。
③頸部MRA検査
心臓から脳に続く頚部の血管の異常を調べます。
④血液検査・尿検査
高脂血症、糖尿病などの危険因子がないか調べます。
⑤心電図検査 心房細動など
脳卒中の危険因子となる不整脈などがあるかどうか調べます。
⑥認知症機能検査(長谷川式認知機能スケール)
アルツハイマー型認知症などを調べます。
以上が基本となる検査で料金31,500円です
オプション検査項目
患者様の必要に応じて選択していただく検査です。 詳細はお問い合わせください。
①頸動脈エコー
超音波で頸動脈の狭窄、動脈硬化などを調べます。
②ホルター心電図
24時間装着して記録する心電図検査です。一過性の心房細動など、通常の心電図検査では発見されない異常がないか調べます。
③脳波検査
てんかんなどの疾患がないかどうか調べます。
④胸部・腹部CT検査
肺がん、肝臓がんなどの内臓器の異常がないかどうかを調べます。
⑤骨密度測定検査
骨の中にあるカルシウム、マグネシウムがどのくらいの量あるのかを計測し、骨粗しょう症や腎疾患患者の骨量変化の経過観察などに用いられます。