このような症状でお悩みではありませんか?

次のような症状に当てはまる方は、症状以外の病気が隠れている可能性があります。
□ 肩こりがひどい
□ 指から指先までの間に痺れや痛みを感じることがある
□ 首が張っているように感じる
□ めまいや頭痛がする
□ 首が痛いために字を書く、箸を使うなどの手作業が上手くできない
□ 起床時に首に痛みを感じる
□ 首が左右に動かしづらい
首が痛くなる原因
首が痛くなる原因として、まず姿勢が崩れている可能性があります。首の骨と背骨はS字にカーブしている状態が正常ですが、スマートフォンの長時間の使用や姿勢の悪化によりカーブが崩れると、頭を支えている首に必要以上の負担がかかり、痛みが生じます。
他には、加齢による原因も考えられます。頭を支えるための筋肉が衰えると肩や首がこりやすくなることや、体内の水分量が低下して背骨の骨の間にある椎間板というクッションが衝撃を上手く吸収できなくなることで、痛みが生じている可能性があります。
普段とは明らかに違う激しい痛みや、感じたことのない身体の違和感を抱いた際は、何らかの病気を発症している可能性があります。違和感がある際は自己判断をせず、医療機関を受診するようにしましょう。
首が痛くなる病気
頚椎症(けいついしょう)
頚椎症は、主に加齢や長時間の電子機器使用により骨や筋肉が変形することで、脊髄神経や神経根が圧迫される病気です。手足の痺れや脱力を引き起こす頚椎症性神経根症と、手足の痺れ・手先が不器用になり手作業が困難になる・足がもつれる・排泄障害といった症状を発症する頚椎症性脊髄症の2種類に分類されます。
頚椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニア
頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨と骨の間にありクッションの役割を果たしている椎間板という軟骨が変形して神経を圧迫することで起こる疾患です。圧迫されている箇所により症状が異なりますが、首の痛みや肩こりの一因ともなります。
首こり
長時間無理のある姿勢をとっていると、頭や腕を支える筋肉が疲労して酸素が行き届かなくなり、首のこりや痛みの原因となります。首の筋肉が緊張している状態が続くと、脳血管が細くなり、頭痛の原因にもなります。
むち打ち症(頚椎捻挫)
主に交通事故やスポーツによって首に強い衝撃がかかることで、首が鞭のようにしなって捻挫した状態のことをむち打ち症(頚椎捻挫)と言います。靭帯や頚椎板が損傷して神経が圧迫されると、手の痺れや頭痛、吐き気といった症状を引き起こします。
くも膜下出血
突然首に激しい痛みを感じた場合は、くも膜下出血の前兆を示す重大なサインである可能性があります。脳内の動脈瘤から出血が始まっていることによる刺激が原因とされています。必ずしもくも膜下出血に繋がる訳ではありませんが、普段とは明らかに異なる激しい痛みを感じた方は、放置せずに精密検査を実施しましょう。
首の後ろが痛く 頭痛や吐き気がする 「スマホ首」とは?
重い頭を支えるため、首の骨はS字にカーブしている状態が正常ですが、スマートフォンを使う際に首が前に出た姿勢が続くことで首の骨のカーブが減ってしまった状態のことを「スマホ首」と呼び、正式名称は「ストレートネック」と言います。スマホ首は首回りの筋肉にかなりの負担をかけるため、長時間のスマホやパソコンの使用は極力控えることと、正しい姿勢で使用することを心がけましょう。
首が痛いときの対処法と予防法
首が痛む際の対処法として、マッサージや患部を温めることによる物理療法や、炎症を抑える湿布、鎮痛剤、筋弛緩剤などを用いた薬物療法を実施します。日常生活に支障をきたすほど痛みが強い場合は、スポンジでできた頚椎ソフトカラーという固定具を用いることがあります。
上記の治療を実施しても効果が十分に表れない場合には、手術を検討することがあります。
首の痛みは盛岡市のくわた脳神経外科クリニック
盛岡市にあるくわた脳神経外科クリニックでは、首の痛みを軽減・治療するために低周波治療器やレーザー治療器などの機器も数多く導入しており、これらの治療を希望される患者さまも数多くいらっしゃいます。首の痛みなどの整形外科領域の疾患においても、盛岡市にあるくわた脳神経外科クリニックへお気軽にお相談ください。